長光寺の墓地
昔と比べ、墓参りをする方は近年減少傾向にあります。
原因の一つは墓地が遠く、気軽に行けないという点にございます。
その点長光寺は都心に位置し、ご遺族の方も墓参りをしやすいという点が魅力の一つでしょう。
墓参りの後はご遺族の方々で近くのお店で食事をし、故人さまのお話しに華を咲かせる……そんな光景が浮かんで参ります。
自然の中ではなく、都心の中でこその魅力が長光寺の墓地にはございます。
近年は終活の動きも多くなりました。生前のご契約なども受けておりますので、どうぞ墓地にお悩みの方はお気軽にご相談下さい。
一般墓地
長光寺の一般的な墓地です。都心にありながら喧噪を感じさせない墓地となっております。
人がそれぞれ違うように、家によってお墓の形も違って参ります。近年はユニークなお墓も段々と増えてきています。その家に合ったお墓をどうぞお考えください。
夫婦墓
年々供養の形は変わっています。先祖代々のお墓ではなく、二人だけのお墓に入りたい。そういった方も増えております。
海外赴任や、子どもに後々面倒をかけたくない等、理由は様々なようです。
そのため、長光寺では二人だけの合同墓を墓地の一角に建立いたしました。入る方は夫婦に限りません。友人、親族同士なども歓迎しております。夫婦(めおと)と名付けたのは二人がいつまでも夫婦のように仲がいい事を願ってそのように付けました。
管理は永代に渡って、長光寺で受け継ぎますのでご安心下さい。
永代供養塔 涼風の郷
近年、時代の流れとともにお墓に対する考え方が変わりつつあります。
夫婦だけで後継者がいなかったり、子供がいても海外に居住している等、お墓を建てても、お墓を継承する人がいなくなるということが多くなってきました。
亡くなった当初は兄弟縁者がお参りをしますが、歳月とともにこれらのお墓のほとんどが無縁となってしまいます。
また、様々な事情から家のお墓に入ることができない方も多くいらっしゃいます。
この永代供養墓は複数の方が一緒に埋葬される「合祀墓」の形態をとり、長光寺が永代に渡って管理し、春秋のお彼岸、お盆、お施食会には住職が読経をいたします。
また、ご希望によりお名前を刻字して永久保存することもできます。
「涼風の郷」の由来
この世を辞するときは出来るだけ静かに辞したい。そのときはあらゆるものに感謝していきたい。死もまた感謝したい。
--「涼しい風だね」-- これは藤村の最期の言葉です。
藤村が生活苦から喪った最愛の妻と三人の子供は、長光寺と壇徒の好意で当山に葬られました。(島崎藤村ゆかりの長光寺)
長光寺では悲しみの藤村をいたわるようにその妻子を受け入れました。
この気持を後の世に伝えるために、永代供養墓を建立し、藤村の最期の言葉「涼しい風だね」から「涼風の郷」と名づけました。
ペット供養墓
家族の一員である大切なペットを供養したいという問い合わせが急増しております。
嬉しい時、悲しい時、そばにいてくれた大切な家族をゆっくりと休ませてあげたい。
たくさんのペットたちが眠るこのお墓なら決して寂しい想いはしないでしょう。
希望される方にはネームプレートの作成や読経も承っております。